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(画像=R_Tee/Shutterstock.com)

社会保障制度を理解したうえで確定拠出年金を活用すべき

昨年の4月から始まったこの連載も今回で1年を迎え、いったん終了することとなる。今まで読んでくださった皆さんに感謝するとともに、最終回にあたり、確定拠出年金の業務に長年関わってきた筆者が感じていることをお話しして連載を締めたいと思う。

本連載の第1回目に「『投資教育』よりも『加入者教育』を」というテーマを取り上げた。投資の方法よりも制度の理解とそれをうまく活用する方法を教えるべきだという主張である。この考え方は今も変わらないが、さらに一歩進めて考えると、そもそも確定拠出年金の制度について教える前に、社会保障制度全体に関する知識を持ってもらうほうがはるかに重要なのではないかということである。

不安を解消するにはまず社会保障制度の理解が必要