人工知能に注目する富裕層

『Chronicle of Philanthropy』誌の報告によると、人工知能は超富裕層が寄付をする上でホットな分野だという。 同誌が毎年発表している米国最大の寄付者リストに掲載されている50人は、2018年に合わせて約78億ドルを寄付している。

また、昨年の寄付金総額は、2017年の上位50人が寄付した147億ドルの約半分だという。それでも、2016年には56億ドル、2015年には70億ドルが拠出された。 同誌は 「世界情勢に対する寄付者の警戒感が高まったかどうかは不明」 としている。 このリストに掲載された熱心な寄付者たちは、慈善活動の中心を人工知能に置いていた。コンサルティング会社CCS Fundraisingの会長であるRobert Kissane氏は同誌に対し、こうした寄付者やその他の人々は、数十年先に注目していると述べた。 昨年、プライベートエクイティマネージャーのStephen Schwarzman氏は、人工知能に焦点を当てたコンピューティングカレッジのために3億5000万ドルをMITに寄付し、起業家のAmin Khoury氏はNorthwestern Universityに同様のプロジェクトのために5000万ドルを寄付した。Microsoftの共同創設者である故Paul Allen氏は、Allen Institute for Artificial Intelligenceに1億2500万ドルを寄付している。