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(画像=Freedomz/Shutterstock.com)

三菱UFJ国際投信株式会社

トレンド・アロケーション・オープン(以下、単にファンドという)は、三菱UFJ国際投信株式会社が設定・運用するファンドである。

このファンドは、「リスクコントロール型ファンド」に分類される。

リスクコントロール型ファンドとは、市況に応じて資産配分比率を変更し、リスクを相応に抑えることを目指すファンドである。市場が良いときには好景気の恩恵にあずかり、悪化したときにはディフェンシブなポジションに移行したい(リスク資産を減らしたい)という投資家のニーズを反映したファンドといえるだろう。

また、分配金が少ないことも特徴だ。2012年3月の運用開始以来、分配金が支払われた実績はない。

このファンドのココに注目

最も注目すべきは、「ダイナミック・マルチアセット・プラス戦略」といわれる投資スキーム(仕組み)である。

この戦略は、①トレンド・アロケーション(効率的な基本ポートフォリオの構築)、②タクティカル・アセット・アロケーション(市場の転換点を予想した配分比率の変更±10%)、③下方リスク対応という3つのステップから成るが、最終的には「過去1年以内の高値からの下落率が15%に収まることを目指す」ことになる。平易に言い換えれば、「リターンよりリスクを重視して管理します」という運用といえるだろう。

このファンドは、ケイマン籍のファンドに投資する仕組みであるが、投資元のファンドを運用しているのはアリアンツの運用会社である。実質的な運用はアリアンツが行っていると考えればよい。かつてアリアンツの日本の生命保険会社が運用していた変額年金保険と同根の運用と推測される。

「インフレ+アルファ」の利回りを望む投資家向き