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(画像=Number1411/Shutterstock.com)

フィデリティ投信株式会社

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(以下、単にファンドという)は、フィデリティ投信株式会社が設定・運用するファンドである。マザーファンドと呼ばれる運用専用のファンドに投資し、マザーファンドが実際の債券等を購入するタイプのファミリーファンド方式で運用されている。

このファンドは、分配金が年12回支払われるタイプのものであり、分配金の水準も高くなっている。このファンドのほかに、資産成長型という、(収益)分配金が年1回だけ支払われるタイプのファンドも用意されている。

このファンドのココに注目

このファンドの特徴は、「ハイ・イールド債」という分類の債券に投資することである。ハイ・イールド債を直訳すると、「高い利回りの債券」となる。問題は、なぜ利回りが高くなっているかというところにある。

ハイ・イールド債の別名は「ジャンク債」であり、ジャンク債の反対は「投資適格債」である。投資適格債とは、年金基金などの機関投資家が問題なく投資できる格付(S&PのBBB以上、ムーディーズのBaa以上)を持つ債券のことだ。

つまり、投資適格債でない債券がハイ・イールド債である。このことは目論見書にも明記されている。ハイ・イールド債とは、単に「利回りが高い債券」というのではなく、「利回りを高く(価格を安く)しなければ売れない債券」なのである。

ハイ・イールド債はリスクの高い債券であるが、リスクが顕在化しなければ、高い利回り(果実)を享受できる。

パフォーマンス(運用成績)