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(画像=Things/Shutterstock.com)

情報レシオがマイナスだとファンドの運用は失敗といえる

シャープレシオとは、「そのファンドに投資してうまくいったのか」を判定するための道具である。ファンドの期待利回りから無リスク資産利子率(普通預金の金利)を差し引いたもの(超過リターン)を、ファンドの予想リスクで割って計算する。リスク1単位当たりの超過リターンというのが、シャープレシオの定義である。

情報レシオの計算にはベンチマークが必要となる。日本株式を投資先とするファンドであれば、TOPIX(東証株価指数)や日経平均などが一般的なベンチマークである。情報レシオの分子は、ファンドの期待リターンからベンチマークの期待リターンを差し引いたもの(相対リターン)だ。相対リターンをトラッキング・エラーで割ったものが情報レシオである。

トラッキング・エラーとは、ファンドとベンチマークのかい離度を示す指標である。したがって、情報レシオの意味は、トラッキング・エラー1単位当たりの、ファンドの(ベンチマークに対する)相対リターンということになる。

投資してよかったかを示す絶対的指標がシャープレシオ