car sharing
(画像=Panchenko Vladimir / Shutterstock.com)

前回はカーシェアリングとレンタカーを比較したが、今回はマイカー、タクシーと比較してみる。

①マイカーとの比較

カーシェアリング最大手「タイムズカープラス」で最も取扱いが多い車種(日産、ノート、※1)を、東京都内で10年間保有した場合、取得費用は169万9318円(月換算約1万4161円)(※2)、維持費は年間62万9654円(同約5万2471円)(※3)で、ひと月あたりの支出は約6万6632円だ。カーシェアリングの利用料金は、通常プランで15分206円(税込)だったから、単純計算で毎月約81時間(1日あたり2時間半強)までの利用であればカーシェアリングのほうがお得といえる。これをマイカー検討のボーダーラインと考えてもよいだろう。

マイカーを保有(もしくは保有を検討)しているお客さまの場合、そもそもカーシェアリングと比較するケースはさほど多くないはずだが、目安の提示を機にマイカーを手放すことを検討したり、購入を見送られたりするケースも出てくるだろう。

②タクシーとの比較

使い勝手の点でカーシェアリングと競合しやすいのはタクシーだ。東京23区内の場合、普通車タクシー(中型車)の上限運賃は初乗り2㎞まで730円で、以降280mごとに90円ずつ加算される。5㎞乗車した場合の料金は1720円と、カーシェアリングなら2時間以上利用できる金額だ。一方、タクシーにも「自分で運転する必要がない」という利点がある。特に懇親会からの帰宅等にはタクシーが便利な地域もあるため、普段の外出や買い物はカーシェアリング、飲酒時に送迎を頼めない場合はタクシーといった使い分けを提案してもよいだろう。

乗り捨て不可などの課題も