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今回は、自宅のインターネットと携帯電話をセットで契約することで受けられる「セット割」について解説しよう。

前回解説したとおり、自宅のインターネット料金はどこで契約してもほぼ同額。一方、携帯電話大手3キャリアのセット割は「携帯電話側」の料金が割引になるため、セットにする携帯電話料金の比較が必須だ。

図表のとおり、セット割によりauとソフトバンクでは携帯電話の料金が1台あたり月額934〜2000円割引になる(3年目以降は割引額が月額934円に減額(注1))。大手キャリアのスマホ料金は通話し放題+5GBデータプランなら月額8000円だから、セット割で月額6000〜7066円まで安くなる。

ファイナンシャル・アドバイザー
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キャリア単体でみればお得かもしれないが、これだけでお客さまに提案するのは早計だ。なぜなら、本連載の第1〜3回で取り上げた格安スマホなら、5GBでも月額2000円程度から利用できるからだ。通話料金は原則30秒20円の従量制のため通話した分料金が高くなるが、通話時間の短いお客さまや、無料通話サービス(注2)の活用などで通話時間を短くできるお客さまなら、セット割の検討より格安スマホに乗り換えたほうがメリットは大きい。

2016年4月の電力自由化に伴いauとソフトバンクでは電気料金とのセット割もスタートしたが、例えば「ソフトバンクでんき」とのセットでは携帯電話料金が2年間に限り1世帯あたり月額200〜300円程度安くなるに過ぎず、インパクトに欠ける。したがって、お客さまへの提案の優先順位は次のとおりだ。

①無料通話サービスの活用提案で通話時間を短くする
②プラン変更や格安スマホへの乗換えが可能か検討する
③プラン変更や乗換えが難しい場合はセット割を提案する

セット割のあるMVNOも