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(画像=fizkes / Shutterstock.com)

──障がいを持つ経営者のコミュニケーション新発想

伝える・伝わるために時間がかかることも

聞こえなくて不便だと思うことはありますが、今はそれを補ってくれるIT技術が発達しています。

その一例がSNSやメール。電話しかなかった昔は、例えば、予約した日時を変更したい場合、私の代わりに電話をしてくれる人を探すか、その店まで行って、日時を変えてもらうしか方法がありませんでした。

反対に、IT技術の恩恵を受けられていない部分もあります。

この世界は聞こえることが前提です。例えば、お風呂が沸くと「ピッピッピーお風呂が沸きました」と知らせてくれますが、私にはわかりません。お知らせランプがあればなぁといつも思っています。

皆さんはインクルーシブという言葉をご存じですか? インクルーシブは、ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)という言葉からきています。対義語はイクスクルーシブ。「排除的、排他的」という意味です。皆さんにそのつもりはなくても、相手は差別を受けていると感じることはあります。

「声」だけで本当にわかる?