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(画像=SFIO CRACHO / Shutterstock.com)

──障がいを持つ経営者のコミュニケーション新発想

スピーチをするときのひと工夫

2017年7月、世界的なスピーチコンテストであるTEDxSapporoにて「僕が世界一明るい理由」というテーマでスピーチをしました。200名以上のオーディエンスの中でスピーチを行い、終了後には1分以上のスタンディングオベーション。こんな経験は私の人生の中でも初めてでした。

スピーチの準備をする中で私が特に意識したこと、それは数字とエピソードです。

皆さんは「イチローは野球が上手」という話と「イチローはあのメジャーで打率3割を10 年以上続けている」という話では、どちらがワクワクしますか?

また、「イチローは足が速い」と「イチローはキャッチャーが2塁にボールを投げることを諦めるくらい余裕で盗塁を成功させた」では、どちらが話に引き込まれますか?

年末年始はイベントなどでスピーチをする機会も多いはず。数字とエピソードを入れることで、より具体的にイメージが共有でき、共感を得られやすくなります。

人は正しさより楽しさについてくる