近代セールス
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今回の質問
経常外収支はどう分析すればよいですか。設備投資も経常外支出ですが、設備投資を行った際の資金繰り上の留意点も教えてください。

前回まで、本業の資金の動きである経常収支につて説明してきた。今回は、本業以外の資金の動きである「経常外収支」について説明していく。

資金繰りが苦しくなると経常外収入が大きく動く

①経常外収入とは

経常外収入とは、本業とは異なる補助金の収入や保険の解約収入、店舗の保証金の戻りなどを指す。本業の経常収入に入れると数値に狂いが生じてしまうものを、ここで集計するのだ。その他、決算書で貸付金が残っている企業では、毎月の回収状況等をこの経常外収入で確認することができる。

さらには、固定資産の売却収入も経常外収入に該当するが、本業以外で資金の動きが大きい企業には注意が必要となる。資金繰りが苦しくなると、本業から生み出す資金だけでは足らず、固定資産を売却するなどして資金繰りをつけることがあるからだ。

積立などの固定性預金については、通常、資金繰りの資金残には加えない。このため、積立預金等を解約したときには、経常外収入に計上されることとなる。