world
(画像=sdecoret / Shutterstock.com)

なぜ日本経済の動向を把握するのに世界経済の動向を把握する必要があるの?

日本経済の動向を把握するうえで世界経済の動向を無視することはできません。

第1の理由は、貿易等を通じて実体経済が世界とつながっているためです。国内だけで経済が完結している場合、国内企業の業績や国内消費の動向をチェックすれば国内経済の動向がつかめますが、実際にはそうではありません。日本は資源や食料等様々なモノを輸入しています。これらの中には国内で直接消費するものもありますが、加工して海外で販売するものもあります。

特に、日本経済にとって影響が大きい国は米国と中国です。日本の輸出先のシェア1位は米国で全体の2割強、2位は中国で2割弱です。米国や中国の景気が悪化すれば、消費が鈍化しモノが売れなくなります。日本から自動車などを輸出しても売れ行きが悪ければ、日本企業の業績が悪化し雇用悪化や賃金低下に至り、国内経済の停滞へとつながるのです。

米国と中国のGDPは世界の約4割を占めています。日本はこの2ヵ国と相互に関係しながら経済活動を行っているので、大きな影響を受けます。

他国の金利に影響を受ける