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(画像=PIXTA)
今回の質問
暦にない日を支払期日とした手形が交換呈示された場合、どう取り扱えばよいですか。支払期日欄には「平成31年2月29日」と記載されています。

特定の日を支払期日(満期日)とする手形は、確定日払手形であり、満期日は実在する日でなければなりません。そのため、平年の2月29日や4月31日など、暦にない日を記載した場合、その効力が問題となります。

これについて、最高裁は「平年における2月29日を満期とする手形の記載は、2月末日を満期として記載した趣旨と解するのが相当である」(最判・昭44・3・4)としています。判例も「11月31日という記載は11月末日を表示しているというべきであり、その手形の振出も有効」(大審院・昭5・7・14)など古くからこの立場をとっており、学説においても有効説をとる見解が支配的です。