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(画像=mrmohock / Shutterstock.com)

Q 当座貸越は他の貸付より審査が厳しいと聞いたけど申し込まれたらどんなことに気を付ければいいの?

当座貸越とは、当座預金残高を超えて一定の極度額(限度額)内であれば、いつでも自由に借入れができる仕組みの貸付です。

かつては手形や小切手等の支払呈示があった際の支払資金不足分を貸し付けるものとして利用されることが多かったのですが、現在では融資目的で当座貸越契約を締結し、極度額を定めて当座預金口座に貸越極度登録を行い、利用者の必要に応じて貸し付ける形が一般的です。

融資金の交付は、払戻請求書により当座預金支払取引の依頼を受けて貸越を発生させて支払われます。極度額内および契約終了時までであればいつでも簡単に交付を受けられ、毎月の約定返済に加えていつでも簡単に返済できるのが特徴です。

また、印紙税は契約時以外には不要であり、他の貸付形態(証書貸付・手形貸付・手形割引等)で繰り返し融資を受ける場合に比べて、コスト面で有利といえます。

ただし、当座貸越の極度額まで使用している場合、返済して空き枠を確保するか極度額を増やさなければ、それ以上に利用することはできません。結果的に返済のメドが立たない固定化した借入金になりやすい点もあるので、利用者も金融機関も注意を要します。

資金繰りを十分に確認し必要な極度額を検討