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(画像=Freedomz / Shutterstock.com)

Q 資金繰り表の作成に不慣れな先へどのようにアドバイスすればいいの?

創業融資の一部を除き、事業性融資の審査には必ず決算書を申し受けます。ただし、決算書だけでは足りず、特に運転資金の融資の場合は資金繰り表も受け付けて審査することになります。決算書は「過去」を表すのに対し、資金繰り表は「今後」を示す資料として重要なのです。

資金繰り表は構造的に前月の収支実績から始まり、以降月次時系列の一定期間(通常6ヵ月〜12ヵ月)の収入・支出・借入金が記載されます。これらをすべて差し引きして資金の過不足を把握します。各月は最上段の前月繰越現金から始まり、以下、収入・支出・借入金と続き、最下段の翌月繰越現金が計算されます。翌月繰越現金がマイナスの場合、資金不足を示し、借入金等による資金調達の必要性を表します。

基本的に融資の際に申込人が作成しますが、中小零細企業では不慣れなことが多く、必要に応じて金融機関の担当者が手伝うこともあります。

借入金等は他行庫分を含めて正確に計上する