バンクビジネス
(画像=PIXTA)

基本的な取扱い編

●お客様の住居が遠隔地だとなぜ問題なんですか

こんな質問への回答方法

お客様が利用できる金融機関の数には、特段の制限がありません。よって担当者は「お客様は他の金融機関とも取引を行っている」ことを常に意識する必要があります。

人口減少社会が到来しているいま、自行庫の生き残りのためには、口座開設だけで満足せず、取引の種類を広げて関係性を深めるメイン化が求められます。

口座がある店舗と生活拠点との距離が物理的に近ければ、口座利用の可能性が高いですし、遠ければ利用の可能性も低く、メイン化も難しくなります。

目的の把握が必要

口座開設時には、通帳やキャッシュ・カードなどの作成に加え、事務対応のための人員やシステム維持管理等にも費用がかかります。このため、開設時の少額預金の受入れだけでは、収支上は赤字になるのです。

また、口座は犯罪に利用される一面もあります。マネー・ローンダリング対策の高度化も求められる昨今では、休眠化の可能性が見込まれる口座開設依頼に対し、どうしても消極的にならざるを得ません。それゆえ、旅行記念に訪問地での口座開設を希望された場合など開設後の利用が見込めなければ、謝絶することもあります。

後輩には、こうした事情とともに、実務上では開設・利用目的の把握が必要なことや、希望者に開設できない旨を理解してもらうことも説明します。

●僚店の口座保有者から口座開設を申し込まれました…

こんな質問への回答方法