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(画像=Rawpixel.com / Shutterstock.com)

第1回目として、今回は財務の基本となる「決算書」について解説しましょう。

Q1 そもそも決算書とはどんなものなの?

決算書は事業年度1年間の企業活動を貨幣価値に換算して集計したものです。会社の通信簿ともいわれており、その企業の財政状態や経営成績を読み取ることができます。

また、決算期の途中で集計したものを試算表、中間期でまとめたものを中間決算書と呼ぶことがあります。試算表は、仮の集計表であって確定したもの(=決算)ではありません。

個別注記表なども重要

決算書には、主に次のような書類があります。

①貸借対照表……決算期日における、資産と負債のバランスを表す
②損益計算書……事業年度1年間の売上高とそれに対応する費用・原価を示し、差額として利益を計算し、企業の経営成績を表す
③キャッシュ・フロー計算書……資金移動の状況を活動区分別に表示し、資金の運用状況を明らかにする
④株主資本等変動計算書……資産と負債の差額である純資産の変動事由を明らかにする
⑤個別注記表……重要な会計方針に関する項目や貸借対照表、損益計算書などを正確に判断するための補足情報が記載される

Q2 決算書の作成は法律によってどう決まっているの?