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(画像=Syda Productions / Shutterstock.com)

今回は、貸借対照表上の区分や勘定科目などについて解説しましょう。

Q1 資産・負債はどのように区分されるの?

貸借対照表では、資産の部を流動資産および固定資産、繰延資産に区分し、負債の部を流動負債および固定負債に区分することになっています。資産・負債の区分の基準には次の2つがあります。

①正常営業循環基準

企業の正常な営業活動のサイクルによって発生する勘定科目は流動資産・流動負債、それ以外は固定資産・固定負債に区分されます。製造業の場合、原材料を仕入れ、製造工程を経て製品が完成し、販売活動を経て代金を回収する過程で生じた勘定科目は流動資産・流動負債に区分されます。

②一年基準

正常営業循環基準が適用されない勘定科目には、一年基準が適用されます。決算日から1年以内に現金化されるものあるいは費用化されるものは流動資産、1年を超えるものは固定資産に区分されます。他方、1年以内に支払期限が到来するものは流動負債、1年を超えるものは固定負債に区分されます。

また、固定資産はさらに3つの区分に分けることができます。有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産です。

有形固定資産とは、その名のとおり、有形の(=目に見える)固定資産をいいます。一方で無形固定資産は、無形の(=目に見えない)資産といえます。投資その他の資産は、投資に関する科目とその他の科目を指します。

Q2 資産・負債の勘定科目にはどんなものがあるの?