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(画像=vihrogone / Shutterstock.com)

今回は、資産の部に記載される「棚卸資産」について説します。

Q1 棚卸資産とはそもそもどんなもの?

会社が販売する目的で一時的に保有している商品・製品・原材料等の総称のことで、 一般的に「在庫」と呼ばれます。 棚卸資産は、正常営業循環基準により、資産の部の「流動資産」に属します。

棚卸資産は、いずれ販売されることにより、売掛金や受取手形等売掛債権を通じて回収され現預金となります。棚卸資産を種類別に説明すると次のようになります。

・商品…小売・卸売業において他社から購入した、加工せずにそのまま販売できるもの
・製品…製造業において自社で製造し、完成して販売できるもの
・仕掛品…製造業において製造途中の未完成品
・原材料…製造業において製造するために仕入れたもの
・貯蔵品…消耗品や消耗工具、燃料等でまだ使っていない新品のもの

製造業では種類が移行

製造業では棚卸資産の種類が移行していきます。まず、製品を構成する基礎となる原材料を製造工程に投入します。投入された原材料は、加工費が付加され仕掛品となり、最終製造工程を終えて完成すると製品となります。

なお、製造工程の途中で販売できる状態になったものを半製品の科目で分類することもあります。

Q2 棚卸資産はどのように評価を行えばよいの?