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(画像=Song_about_summer / Shutterstock.com)

今回は、売上高や売上原価の計上方法等について見ていきましょう。

Q1 売上高・売上原価とはどんなもの?どう計算するの?

損益計算書の一番上に記載される売上高は、お客様に商品やサービスを提供したときに対価として受け取る代金のことです。一方で売上原価は、計上された売上高に対応する、商品の仕入高や製造コストのことです。

売上原価の計算方法について、小売・卸売業を例に解説します。商品を販売するとき、当該事業年度に仕入れた商品のすべてが、その年度中に売れるとは限りません。商品の一部は売れ残ってしまい、来年度に売ることになるかもしれません。今年度に売れた商品の中に前年度に仕入れたものが含まれることも考えられます。

したがって、売上原価の計算にあたって、期首と期末の在庫金額(棚卸高)を調整することが必要になります。この点を加味した売上原価の算式は次のとおりです。

・売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高

売れた分が売上原価に

例えば1個あたり5000円で仕入れた商品に利益1000円を乗せて6000円で販売する会社があるとします。期首に商品が10個5万円分あり、当期中に84個42万円分仕入れました。当期中に80個分売り上げ、当期末に14個7万円分の商品が残っていた場合の売上原価は、5万円+42万円-7万円=40万円となります。

なお売上高は、6000円×80個=48万円、売上原価40万円を差し引いた残額の8万円が売上総利益となります(図表)。

小売・卸売業における売上高と売上原価の関係
(画像=バンクビジネス)

Q2 売上高はどの時点で計上するの?