loss/profit
(画像=astephan / Shutterstock.com)

今回は、収益性分析の1つである損益分岐点分析について見ていきましょう。

Q1 そもそも損益分岐点って何?これで何が分かるの?

損益分岐点とは、売上高と費用の金額がちょうど等しくなる、利益・損失がゼロとなる地点を指します。損益分岐点における売上高が損益分岐点売上高です。売上高が損益分岐点より低ければ赤字となり、損益分岐点より高くなれば黒字に転じます。

損益分岐点売上高は図表1の算式で求められます。限界利益率は限界利益が売上高に占める割合をいい、1から変動費率を差し引いて求められます。

損益分岐点売上高の計算式
(画像=バンクビジネス)

固定費は売上の増減に関係なく発生する経費です。変動費は売上高に比例して発生する経費で、売上高に占める変動費の割合が変動費率です(詳細は後述)。

損益分岐点のイメージを表すと図表2のようになります。総費用線とは、売上高に応じてかかる総費用(固定費+変動費)を表すもので、図表2からは売上高がゼロでも固定費がかかることが分かります。そして売上高が増えるに従い変動費も増え、総費用線と売上高線の交差点が損益分岐点として表されます。ここを境に、売上高が上がるほど黒字に、売上高が下がるほど赤字となります。

損益分岐点のイメージ図
(画像=バンクビジネス)

Q2 固定費・変動費に分類されるのはそれぞれどんな費用?