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(画像=nd3000 / Shutterstock.com)

今回は生産性分析について見ていきます。生産性とは、企業の経営資源からどれだけの付加価値を生み出したかを測る指標です。限られた経営資源で、いかに効率良く付加価値を生み出しているか分析し、過去の値や業界平均値等と比較することにより、企業の効率性を把握できます。具体的には、労働生産性と労働分配率を算出して把握します。

Q1 労働生産性って何?この指標から何が分かるの?

労働生産性とは、ヒトに関する生産性を示す指標で、従業員1人が1年間で生み出した付加価値を表します。労働生産性は次の算式で求められます。

労働生産性=付加価値額÷従業員数

労働生産性は一般的に、製造業は機械導入によるコスト削減のため高く、サービス業は労働集約型産業の特徴を持つため低い傾向にあります。

労働生産性の低い会社は一般的に労働環境が悪く離職率も高い傾向です。従業員が定着しないと作業効率が高まらずに人件費が増大して、さらに労働生産性が悪化してしまいます。

Q2 労働分配率って何?この指標から何が分かるの?