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(画像=Pressmaster / Shutterstock.com)
事業性評価とは、形式や常識にとらわれず、お役に立ちたいという思いをもってお客様と向き合う――そのような理解でいいのでしょうか。教えてください。

最終回となる今回は、総まとめの意味を込めて『よみがえる金融』(ダイヤモンド社)に取り上げられている「芸者さんローン」と、住宅ローン(私の受けた指導)を題材に、リテール分野における「事業性判断と与信の本質」を考えてみたい。

『よみがえる金融』は、新田信行氏(元みずほ銀行常務執行役員)が第一勧業信用組合(以下、第一勧信)の理事長に転籍し、その後の経験を基に執筆されたものである。そこには「(前略)人と事業の目利き力を基本に据え、伝統と革新の融合で(業績)V字回復」(地域の魅力研究所・多胡秀人氏)させた経験とノウハウが惜しげもなく公開されている。地域金融機関職員には必読の名著である。

与信判断の本質は「信用」にある