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(画像=KlingSup / Shutterstock.com)

「米国で長短金利差が逆転」という記事を目にしました。これは何を示していますか?そもそも長短金利はそれぞれ何を要因として動くのでしょうか?

今回は、あまり丁寧に語られない、でも大事な金利の話です。

マーケットを見るうえで誰もが注視する米国の金利。その行方を予測するために市場関係者が注目している指標の一つに、米国債の長短金利差があります。長期金利の代表的な指標とされる10年債利回りと、短期金利の代表的な指標とされる2年債利回りの差がどう開いているかを見ているのです。

このテーマを真正面から取り上げたのが、日経新聞朝刊12月5日付の「米金利11年ぶり長短逆転 景気後退の兆し」という記事です。次のように書かれています。

「5年もの国債の利回りが2年債を11年半ぶりに下回った。注目される10年債と2年債の差も急縮小している。(中略)過去には逆転が定着したあと、ある程度の時間をおいて景気後退が発生した」

同じ米国債の金利でも動く要因が違う