
(画像=Martin Dworschak/Shutterstock.com)
Q.火災保険の必要性や仕組みについてお客様に理解してもらうには、どんな説明を行えばよいでしょうか。
民間金融機関では原則として火災保険に加入することが住宅ローン実行の条件となっています(任意の場合もある)。またフラット35では加入が不可欠となっています。
仮に住宅ローンの返済期間中に自宅が火災で焼失した場合、お客様は賃貸住宅など新たな住まいを探さなければなりませんが、住宅ローンはそのまま残ります。ローン返済と賃料負担が重なれば、お客様の生活は厳しくなり、延滞などの可能性が高まります。お客様にとっても金融機関にとってもリスクとなります。
火災保険に加入し保険金が下りれば、焼失した自宅を再建する道が開けます。保険料はお客様にとっては万一に備える安心料といえます。まずはその点を丁寧に説明しましょう。