バンクビジネス
(画像=Fabio Balbi/Shutterstock.com)

Q.金利について、申込日時点のものが適用されると勘違いするお客様もいます。どんな説明が求められるでしょうか。

住宅ローンはお客様が住宅の引渡しを受ける日に実行されます。この日を「融資実行日」といい、金利は原則的にこの融資実行日のものが適用されます。

住宅ローンの申込みから融資実行日までの期間が短ければさほど問題はないのですが、物件によってはこの期間がかなり長くなることがあり、この場合、適用金利が大きく変動する可能性が出てくるため、お客様に丁寧に説明する必要があるのです。

例えば、すでに完成した分譲マンションや建売住宅なら、申込日と同じ月内かその翌月には融資実行を受けられ、金利が大幅に変わることはないでしょう。中古住宅でも、売買契約から長くても3ヵ月以内に引渡しを受けられますから、さほど変わらないと思われます。

ただし、未完成の新築マンションは要注意です。新築マンションは着工直後に未完成でも販売がスタートします。マンションの規模にもよりますが、完成して引渡しを受けるまでには1年程度、超高層マンションなどの大規模物件だと販売から引渡しまで2年以上かかることもあります。そうなると、金利が大きく変化する可能性が出てくるので、特に留意しておく必要があるのです。

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