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創業から60年以上経つ地方の老舗割烹料理店の事例を紹介しよう。経営全般と調理を父親、経理を母親、調理補助を二男、接客を二男の妻が担当し、あとは数名のパートで営業している典型的な家族経営の店である。

割烹料理店業界は、洋風食生活の浸透と長引く不況の中、企業や団体の交際費の大幅な削減や、飲酒運転対策などから宴会が減少したことにより、厳しい状況が続いている。こうした経営環境を踏まえ、二男が店の将来を心配して地元の商工会に相談したところ、商工会経営指導員を通じて、筆者にコンサルティングの依頼が来た。