
(画像=Africa Studio/Shutterstock.com)
近代銀行:土屋社長 この前駅で御社の新商品のポスターを見ましたよ。最近の売れ行きはいかがですか
土屋社長:広告効果は出ているのでまた新たなプロモーションを打つつもりでいます
土屋社長:その資金として御行から200万円借りたいのですが資金繰りに悩みがありまして…
近代銀行:どのようなことでしょう?
土屋社長:実は他行さんからも複数借入れがありまして…ある程度残高は減ってきていますが これに新規借入れを加えると資金繰りは厳しそうです
土屋社長:そこで今回の借入れは返済期間を長くとり毎月返済額を抑えたいのですが どれくらい返済期間をとれますか?
う~ん この場合どう返済期間を決めればよいのかな…
本ケースにおける適切な対応は次のA~Cのうちどれでしょうか?
A:返済期間を決める際には企業の資金繰りを気にする必要はなく、自行庫が対応できる範囲で勝手に返済期間を決めてしまえばよい
B:資金繰りを改善するために、他行の借入れを1つにまとめ、そこに新規借入分を乗せて返済期間を長期間に設定できないか、まず検討する
C:資金繰りが厳しいと言っている以上、そもそも新規の融資を行うことはできない。すぐに融資を断ればよい