API
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外部機関との接続・連携でサービス普及の起爆剤になるか

本連載ではこれまで、フィンテックに関連し、仮想通貨やブロックチェーンなどを取り上げてきた。これらの仕組みは将来的に金融業界に影響を与える可能性があるものの、それが現時点で差し迫っているとは言い難い。

その一方で、金融業界に最も身近に迫るフィンテックとして最終回となる今回は「API」を取り上げたい。2017年の法改正によって、18年3月をめどにすべての金融機関はAPIの公開に関わる方針を公表することが求められているためだ。金融機関にとっては、システムのあり方が変わり、今後の社会的役割や戦略に影響を与える動きだ。金融機関の業務が分解される(アンバンドリング化)とまでいわれている。なぜそこまで大きな影響を与え得るのか。APIの基本的な仕組みから説明していきたい。