新型変動年金保険に関する報告書

生命保険会社の幹部らは、年金事業の第4四半期の業績について、慌てることなく落ち着いて述べることができ、大手の生命再保険会社やデリバティブ金融商品の取引先を、倒産などの憂き目に追い込むことはなかったと語った。 ムーディーズ・インベスターズ・サービスのアナリストらは、保険会社の第4四半期の財務諸表を注意深く検討した結果、変動型年金保険に関する事業部は、本当によくやったと考えられると述べた。「この四半期の株式市場の価格変動は、生命保険会社にとって、2008年から2009年にかけての金融危機以来最悪の事態となり、変動型年金保険を扱う事業部の利益は平均で27%減少した。しかし、損失軽減のために使われたヘッジプログラムの業績は、期待どおりの成果をあげてくれた」とローラ・ベイザー氏をはじめとするムーディーズのアナリストらは、新型変動年金保険に関する報告書の中で述べている。

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変動型年金保険に関わるヘッジプログラム

また、このアナリストたちは、「株式市場の価格変動に対して、年金発行を行っている保険会社が活用したデリバティブその他の金融商品が適切に機能した結果、保険会社全体での純利益は、良好な状態にあるように見える。連結決算上の純利益は、変動型年金保険の収益性を計る上では大ざっぱな目安にしかならないが、少なくとも、この商品の収益の健全性を示すことにはなりうる」としている。 アナリストたちは、変動型年金保険が、2018年第4四半期の株価変動をどのように乗り切ったかについて、以下の5つのことを明らかにしている。