女性の社会進出が目ざましく、それに伴い結婚観や人生観にも変化が見られるようになりました。ビジネスの世界で活躍する女性が増えているだけでなく、投資の世界で結果を出している女性も増えています。その理由として、やはり「これまで男女間に機会の格差があったから」という指摘があります。かつて、結婚すると女性は仕事を退職し、専業主婦として家族を支えるケースが多かった時代がありました。現在は結婚後も仕事をこなす女性が増え、自立した女性が増えています。機会さえあれば仕事で頭角を現し、投資で結果を出す女性が出てくることは何ら不思議なことではないというわけです。

その中でも注目なのが、不動産投資に取り組む女性たちの存在です。性別による格差があまりないことは、賃貸住宅に入居している人がオーナーの性別をほとんど気にしていないことからも想像できることです。なぜ、女性不動産投資家が増えているのでしょうか。その理由や背景を考察してみましょう。

経済的自立を求めている女性が増えている

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(画像=PKpix / Shutterstock.com)

男性は仕事、女性は家庭というのは、旧来の結婚観です。現代では、この結婚観を前提にしている人はむしろ少数であることは、国が実施している各種の意識調査でも明白になっています。そもそも結婚するか否かも個人の自由であり、生涯を独身で過ごすという選択肢を選ぶ人も増えているのが現代の日本社会です。

「生涯を独身で過ごす」「結婚しても金銭的に対等な夫婦関係を築きたい」と考える女性が多い世の中で、こうした女性が意識するのは経済的な自立です。経済的に夫に依存してしまうことが夫婦関係のバランスにも影響を及ぼしてしまうことを、懸念する女性も増えているようです。

融資の有利不利に性別は関係ない

不動産投資を実行できるかどうかの鍵を握っているのは、金融機関からの融資です。金融機関の融資審査は決して簡単なものではありませんが、そこで性別が有利不利を決めることはありません。重要なのは返済能力なので、今後における返済能力を評価できる人であれば性別に関係なく融資を受けることができます。

就職機会や昇進に男女格差を感じるという人は依然として多いですが、不動産投資へ参入するのに性別は関係ありません。つまり、ある程度の自己資金と融資審査に通る信用力を持っている人であれば参入できるという点において、不動産投資はとてもフェアな世界だといえるのです。

女性ならではの強みをいかして成功している投資家も

女性の中にはコツコツと真面目に働いて貯金をしている人も多い傾向です。
そのため、不動産投資を始めるための自己資金を用意できる人(つまり審査に通りやすい人)も多いのです。また、賃貸住宅を選ぶ入居者側の立場になって考えると、女性目線できめ細かいところにまで配慮が行き届いた家は好感されやすく、競争力の高い不動産経営が可能になるケースも多いようです。

女性のライフイベントにも強い不動産投資

株やFXなど日々の値動きをこまめにチェックしなければならない投資とは異なり、不動産投資は長期的な視野で資産を形成する取り組みです。結婚や出産、育児といった人生の大きなイベントを経ていく女性の場合、自らの状況が大きく変化しても投資環境に影響しない不動産投資は、女性にも向いているのかもしれません。

セキュリティや治安、生活に便利な室内設備を意識した物件選びなど、女性には男性が気づきにくい目線があります。こうした強みをうまくいかしていけば、成功している女性不動産投資家がたくさんいることも、何ら不思議なことではないのです。不動産投資は時間を味方につける投資なので、年齢が若いうちから始めるほどトータルのメリットは大きくなります。

以前から興味があるという女性は、この機会に具体的な一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。(提供:アセットONLINE


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