分散投資や節税目的で海外不動産投資に乗り出す人は少なくありません。ただ国内不動産への投資とは異なり、下調べや手続きは想像以上の手間が掛かるため、成功の鍵になるのが信頼できるパートナー選びです。頼りになるパートナーの条件とは?

下調べや手続き、こんなに必要

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(写真=Stock-Asso/Shutterstock.com)

海外不動産投資を始めるときはまず投資先の国・地域を選ぶ必要がありますが、その際には外国人による不動産投資の可否や経済成長の見通し、不動産価格の推移、政治的な安定性、不動産や税制に関する法令、最新の都市計画など、さまざまな情報を取得・確認する必要があります。

国・地域によってはこうした情報を日本語や英語で入手することは著しく困難で、不動産購入の最初の壁であると言えます。また、物件選びにおいてもある難しさがあります。それは不動産投資を行う日本人と現地の感覚や文化の違いです。

一例を挙げると、キッチン設備の重視度や間取りに対する感覚などはその国・地域の人々によって異なり、こうした点を理解した上で物件選びをしなければ、空室率が高まることによってインカムゲイン(賃料収入)が小さくなります。

そのほか、海外不動産の購入に必要な現地での手続きや購入資金の送金や持ち込みなども、決して簡単にはいきません。基本的には必要書類1枚書くにも、英語や現地の言葉での記載が必要になってきます。

パートナーになり得る主要4タイプ

このように、海外不動産投資にはいくつものハードルがあります。そこで高値づかみをしないためにも、信頼できるパートナーや専門家を見つけることが成功への大きな第一歩となります。

海外不動産投資においてパートナーになりえるのは、日本に本社を置く海外不動産投資会社や現地の日系不動産会社、現地の不動産投資会社、グローバルな不動産投資会社などです。

日本に本社を置く海外不動産投資会社の場合、日本に住んでいながらにして担当者と直接会って話をできることが大きな利点です。現地の日系不動産投資会社の場合は、日本には事務所が無かったり、担当者を置いていなかったりするケースも考えられますが、その国・地域への精通度という点では強みがあります。

現地の不動産投資会社は扱っている物件数の豊富さなどの点で軍配が上がることもあります。外資系不動産投資会社の場合は、日本や日系、現地の不動産投資会社よりも広範な海外ネットワークが強みです。

パートナーや専門家選びのコツは?

こうした中から信頼できるパートナーを選ぶためには、実績が一つの評価の基準となります。その会社の取り扱い物件ラインナップも評価基準となり、大手ディベロッパーの案件などを抱えているかどうか、確認してみるようにしましょう。

その会社が開いている投資セミナーなどに参加し、実際に話を聞いて信頼度を見極めるというのも有効です。実際に不動産投資を行った人からの口コミも参考材料になります。

また、海外不動産投資は中長期的な目線で取り組んでいくものですので、コミュニケーションの取りやすさは非常に重要な要素です。現地の海外不動産投資会社がどんなに優良な業者であったとしても、言語が通じなかったり、担当者に会える機会が少なかったりする場合は慎重に見極めるべきです。

実りある結果を出すために

欧米などの先進国と東南アジアなどの新興国や発展途上国では、不動産投資の目的も変わってきます。キャピタルゲイン(値上がり益)では堅調な値上がりを狙うのか、それとも高騰を狙うのかによっても、投資すべき国は変わってきます。

日本の不動産投資市場に大きなリターンを望みにくくなっているいま、海外不動産投資は、有力な投資方法の一つです。ハードルをクリアして実りある結果を出すためにも、パートナー選びを間違えないようにしましょう。(提供:ANA Financial Journal

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