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(画像=chainarong06/Shutterstock.com)

法人先メイン化のため、自行庫の口座をどう決済に利用してもらうのか解説する。

法人口座をメイン化していくカギとなるのが「決済」である。しかし、金融機関の行職員の期中目標は、融資や預金、投資信託や保険などの金融商品が大半を占めているため、決済に対する意識はどうしても低くなってしまいがちだ。

どんな融資・渉外担当者(以下、担当者)であれ、新入社員研修時に、銀行の3大業務は、融資・預金・決済と教えられただろう。その中でも特に決済業務は「金融機関の生命線」であり、基幹業務といえる。

企業は通常、金融機関で決済を行うから、預金をする。その預金が何らかの理由で足りなくなり支払いができないとき、金融機関から融資を受けて支払いを済ませるというサイクルで基本的に資金繰りを回しているといえるのだ(図表1)。

近代セールス
(画像=近代セールス)

決済が基点となっているからこそ、預金や融資のニーズが発生することが分かる。つまり企業の決済を押さえることが、預金や融資獲得につながり、ひいてはメイン化につながる。

こうしたことを踏まえ、どのように法人口座のメイン化を図っていくか述べていこう。

自行庫の法人口座で決済を行ってもらう