モトリーフール米国本社、2019年4月4日投稿記事より

米配車サービス(ライドシェアリング)のリフト(ティッカー:LYFT)の株式が上場されてから1週間が経ちましたが、株価は1株72ドルの募集価格を下回って推移したため、リフトはすぐに「失敗IPO」のレッテルを貼られました。

しかし、IPO後最初の1週間の株価動向はニュースで大きく取り上げられますが、長期的な企業価値とは無関係と考えられます。

株動向
(画像=Getty Images)

もちろん、リフトの長期見通しを危ういと考える理由はたくさんあります。2018年の赤字は、前年の赤字から3割膨らみ9億1,100万ドルと悪化しています。

またリフトには、ウーバーという強力な競合他社があり、他にも多くの新興ライドシェリング企業が競争を激化させています。それでも、長期シナリオがプラスに変わる可能性があります。リフトの乗車ユーザー数、乗車回数、そして全体的な売上高はここ数年で急激に伸びており、乗車ユーザー1人当たりの売上も増加しています。リフトは、堅固な顧客基盤を築きつつあるとの見方があります。なお、ウーバーで最近さまざまな問題が表面化しているため、ウーバーからシェアを取る余地も生まれています。

また、ライドシェアリング企業における運転手の扱いについて多くの議論がなされていますが、リフトが取り組んでいる自動運転技術によって運転手が不要になれば、これらの問題は解消されることになります。

そして、自動車大手のゼネラルモーターズがリフトに出資しているという事実は、自動車メーカーがライドシェアリング企業を避けるのではなく、協業することで成長を模索していることを示唆しています。

IPO後、リフトの株価動向はニュースで大きく取り上げられましたが、長期的な企業価値とは無関係と考えられます。そして、リフトの真の成功を判断するには何年もかかるとみられます。(提供: The Motley Fool Japan

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