モトリーフール米国本社、2019年4月11日投稿記事より

アマゾン・ドットコム(ティッカー:AMZN)のCEOジェフ・ベゾスは、11日に発表した「株主への手紙」で最新の展望を説明しています。今回の手紙では、いつものテーマに加えて、ビジネスの構築にとって大事な「さまようこと」に言及しました。

秘訣
(画像=Getty Images)

「さまようこと」がアマゾンにとって意味すること

ベゾスによれば、アマゾンの成功はビジネスの「構築」と「さまようこと」の組み合わせによるものです。彼の構築に関するプロセスの説明はシンプルで、新規ビジネス開拓、育成、リストラ(再構築)、そして再び新規ビジネス開拓です。

構築の効率性のバランスを取る上で大事な要素が「さまようこと」としています。この場合、「さまようこと」とは、試行錯誤を重ねることと考えられます。

ベゾスは次のようにコメントしています。
「ビジネスでさまようことは効率的ではありません。しかし、脈絡がないわけではありません。それは勘、直感、好奇心といったもので導かれ、そして顧客のためになるという強い確信に支えられています。さまようことは、効率性とは正反対ですが、両方とも必要です。桁外れの発見のためには、さまようことが欠かせません。」
手紙の中でベゾスは、「さまようこと」から新規ビジネスが生まれてきたと語っています。

たとえば、アマゾンやプライムにおけるフルフィルメント(ネット通販における、受注、梱包、発送、受け渡し、代金回収までの一連の業務全般)を、「さまようこと」から生まれた新規ビジネスと強調しています。フルフィルメントはサードパーティー市場の急速な成長を牽引しており、昨年のアマゾンのEコマース売上の58%がサードパーティーの販売業者によるもので、総商品売上高で1,600億ドルに達します。

ベゾスは、アマゾンがまだ新規ビジネス開拓と成長の途上にあるとしています。「現在のアマゾンは、世界の小売業界においては小規模プレーヤーです」。

つまり、アマゾンの野心的な姿勢が衰えることはないようです。そして、「さまようこと」がアマゾンの指針であり続けるでしょう。ベゾスは手紙の最後で、「アマゾンの全てのチームは、顧客の声に耳を傾け、顧客のためにさまよっているのです」と書いています。(提供: The Motley Fool Japan


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