
(画像=Dragon Images/Shutterstock.com)
社員:関口の後任の藤本と申します。よろしくお願いいたします。
お客様:関口さんにはよく相談させてもらっていたんだ。これからよろしく頼むよ
お客様:早速だけど、いま保有しているゲンダイ外国株ファンドのことなんだがー
社員:――ゲンダイ外国株ファンドって たしかもう販売停止していたわよね…
お客様:最近 値動きが大きいんだよね。マーケットのこととかいろいろ聞きたい
社員:承知しました
社員:――でもゲンダイ外国株ファンドは、お客様にご提案したこともないし…そもそも商品の仕組みもよく分からないわ どうフォローしたらいいのかしら…
投資信託のアフターフォローを行う中では、自分が販売したことのないファンドをお客様が保有していることもあるはずです。
自行庫で取り扱っているファンドはたくさんあると思いますが、すべての商品を販売したことのある担当者はいないでしょう。過去に他の担当者が販売したファンドが販売停止になっていることなども考えられます。
たとえ自分が提案したファンドでなくても、お客様が保有していればアフターフォローをしなくてはなりません。まずは、該当するファンドについて理解することが必要です。お客様が保有しているファンドを事前に確認し、運用レポートや目論見書で仕組みや特徴などを勉強しておきましょう。販売停止の商品であっても、インターネットなどに資料は掲載されていることがありますので、確認しておきます。
ただし、お客様から信頼してもらうには、こうした取組みだけでは万全とはいえません。次の以下の3つの対応を行うとよいでしょう。