バンクビジネス
(画像=Onchira Wongsiri/Shutterstock.com)

問題1

株主資本について述べた次の①~④のうち、誤っているものを1つ選んでください。

①資本金は、会社の設立や増資に際し計上される
②資本剰余金は、資本準備金とその他資本剰余金から構成される
③利益剰余金の中の繰越利益剰余金には、当期純利益の金額が全額計上される
④自己株式は、会社が自社の株式を買い取ったときに計上する

純資産の部は、貸借対照表の資産の部と負債の部の差額に当たる部分です。以前は資本の部と呼ばれ、会社の株主に帰属する正味の財産を表すものでした。しかし会計制度改革により、負債にも資本にも該当しない項目が出現するようになったため、名称が純資産の部となりました。

純資産の部は、株主資本と株主資本以外に区分されます。株主資本とは、株主に帰属する会社の正味財産を表し、資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式から構成されます。

資本金とは、会社の設立や増資に際し計上される払込資本であり、会社の事業活動の元手となる部分を表します。資本剰余金とは、払込資本のうち資本金とされなかった部分を指します。

資本剰余金は、資本準備金とその他資本剰余金からなります。資本準備金は、債権者保護のため、会社法により計上が義務づけられている項目です。その他資本剰余金は、資本取引により生じた資本準備金以外の項目であり、株式払込剰余金や資本金減少差益などがあります。

自己株式の金額は株主資本から控除される