
(画像=Freedomz/Shutterstock)
相続法が改正されると聞きました。どのような点が改正されるのでしょうか。また営業推進に影響はありますか
家族や身内に相続が起こると、故人を亡くした悲しみとともに、故人が遺した財産の承継手続きが生じ、相続人にとっては悩ましい問題となる。
多くの人にとって、遺産の分割協議や相続手続きなどは、人生で何度も経験するものではない。したがって、いざ相続が起こると何から始めればよいのか、何をすればよいのか、どのように進めていけばよいのかなど、いろいろと不安になってしまうだろう。
そのようなお客様の不安や心配などの解消に協力できるのが金融機関の行職員である。今回の民法「相続編」(以下「相続法」という)改正を機に、改めて相続法を理解し、確かな対応でお客様やその相続人などから信頼を得て、相続を切り口としたビジネスチャンスにつなげられることを期待したい。本稿が今後の活動の一助になれば幸いである。