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(画像=Minerva Studio/Shutterstock)
渉外係からの質問
当店では、定例訪問先への集金業務が非常に高頻度で求められるため、開拓や深耕の時間が割けません。どうしたらよいでしょうか。

中国やアメリカなどに比べて、決済に占める現金の比率がなお高いわが国では、依然として「集金」に根強いニーズが認められます。定例的な集金対応を行うことを、取引の条件としていることもあります。

その一方で、営業店の業績伸張を望むのであれば、新規開拓や取引深耕も不可欠です。集金業務をこなしながら、既存先や新規(見込)先への営業活動も求められるのです。この時間を捻出するため、多くの金融機関で訪問から来店への切換えを促したうえで、面談時の情報提供の充実といった顧客満足度を高める施策が模索されています。

そうしたうえでも、時間は有限であり、働き方改革も意識する必要があります。裏返せば、「工夫」によって集金業務をさらに効率化させて、営業活動を行う時間を捻り出すしかありません。したがって、次のような取組みを行ってみましょう。

①訪問時の経路(道路)・訪問順序や日付・曜日などの変更によって最も効率的となる渉外工程に改めることで、延べ訪問回数や移動距離を減らす
②同一親族(軒)内の個人顧客に対する複数回訪問などを同一日に揃えることで、訪問回数を減らす
③同一事業者に対する同一月内(あるいは同一週内)複数回訪問などを減らすことで、訪問回数を減らす
④僚店の営業エリア内(自店の地区外)にある訪問先を僚店に移管することで、金融機関全体としての移動距離を減らす

交渉にあたってはトラブル防止準備も必須