モトリーフール米国本社、2019年4月15日投稿記事より

ゴールドマン・サックス(ティッカー:GS、以下「ゴールドマン」)が15日に発表した2019年第1四半期(1月~3月)決算は、総収入がアナリスト予想を下回るなど全般的にさえないものでした。

ゴールドマン
(画像=Getty Images)

第1四半期決算の主要指標

ゴールドマンの1株当たり利益は5.71ドルで、アナリスト予想の4.89ドルを上回りました。しかし、総収入は、アナリスト予想より9,000万ドル低い88億1,000万ドルで、前年同期比13%減でした。CEOのデービッド・ソロモンは、厳しい市場環境だったことに言及しました。

決算の詳細

  • ゴールドマンのROE(自己資本利益率)は11.1%で、業界平均の10%は上回りましたが、最近決算を発表した主要銀行と比較すると低いものでした。

  • 投資銀行収入は前年同期比11%減で、IPOが低調だったため引受収入の減少が響いています。しかし、アドバイザリー収入は51%増と大きく伸びました。

  • トレーディング収入が特に落ち込んだことで、総収入の足を引っ張りました。債券トレーディング収入が前年同期比11%減、株式トレーディング収入は同24%減でした。

  • 運用および融資事業の収入は前年同期比14%減で、資産運用部門の収入も12%減でした。

  • ゴールドマンは、第1四半期の自社株買いに12億5,000万ドルを投じており、現在の株価に基づけば、発行済株式数の約1.6%分に相当し、積極的な自社株買いとなりました。

  • 第1四半期に6.3%の増配を行い、四半期配当は0.85ドルとなりました。6月27日の支払い分から適用されます。

今後の見通し

ゴールドマンの第1四半期決算は低調でしたが、今後については楽観材料があります。2019年第2四半期以降に大型IPOが相次ぐ予定です。

また、今年後半にスタートするアップルのクレジットカードでの提携を通じて、同社は消費者向け銀行ビジネスの拡大を図っています。こういったカタリストが、利益にいかに反映されていくかが注目されるでしょう。(提供: The Motley Fool Japan


フリーレポート配信
モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、英国のEU離脱が差し迫る中、投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「ブレグジットの混乱を乗り越えて、よりよいポートフォリオを構築しよう:5ステップの投資ガイド」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。