バンクビジネス
(画像=Joyseulay/Shutterstock.com)

融資形態には一般的に証書貸付・手形貸付・手形割引・当座貸越などがあり、今回のテーマである手形貸付はそのうちの1つとなります。

手形貸付とは借入人が金融機関を受取人としてサンプルのような約束手形を振り出すことで融資を受ける形態をいいます。

手形割引は、商取引等により受け取った手形を現金化する際に支払期日まで待つのではなく、金融機関に買い取ってもらうことで現金化する融資形態で、手形貸付とは異なります。

手形貸付では、借用証書(金銭消費貸借契約書)の代わりに約束手形を振り出し、基本的に6ヵ月以内の短期一括返済の融資によく利用されます。同じ融資金額でも証書貸付より印紙税が安いのが特徴となります。

また、金融機関にとって手形貸付は、金銭消費貸借契約に基づく債権と手形債権の両方を備え持つ債権で、どちらの債権の行使も可能な貸付形態です。

なお、支払期日前の全額・一部の繰上返済は可能です。一方、期日延長は手形の再振出により可能となります。

約束手形や取引約定書などを徴求