
(画像=Titipong Chumsung/Shutterstock.com)
為替編
一見のお客様から現金で振込を依頼されたときはどのように対応すればいいですか。どんな点に留意すればよいでしょうか。
振込とは、内国為替で取り扱う為替の種類の1つで、依頼人が指定した受取人の預金口座に依頼された金額の資金を入金する業務のことです。
振込には、取り扱う方式によってテレ為替による振込、MTデータ伝送による振込、文書為替による振込があります。これらのうち、テレ為替で取り扱うことがほとんどです。
振込における当事者は依頼人・仕向金融機関・被仕向金融機関・受取人の4者です。依頼人と仕向金融機関の間には「依頼人が仕向金融機関に資金を提出して被仕向金融機関の受取人口座に入金すること」を委託する委任契約が存在しています。
したがって、仕向金融機関は依頼された振込事務を善管注意義務(義務を負う人や会社が当然に要求される義務のこと)をもって処理することが要求されています。