この4月から社会人になったという人も多いでしょう。学生の間にアルバイトなどを経験し、ある程度の貯蓄があるという人もいるかもしれません。しかし、ほとんどは貯蓄などのいわゆる「お金面でのインフラ」が整っていないまま、社会人になると思います。また、社会人になるタイミングで一人暮らしを始める人もいるでしょうから、お金についてどのような準備をしていけばいいか確認しましょう。

銀行口座の開設

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(写真= wichayada suwanachun/Shutterstock.com)

まず、給与の振込先となる銀行口座を準備しましょう。一人暮らしを始める人であれば、家賃や公共料金は銀行口座から引き落とすと便利です。一人暮らしをしない場合でも、クレジットカードの引落しや貯蓄などで利用する機会は多いため、まだ銀行口座を持っていない場合は開設しておきましょう。

口座開設をする銀行は、利用しやすい場所に支店やATMがあるか、また利用手数料や振込手数料がどのくらいかかるかなどをポイントに選びましょう。

一般の銀行は、銀行が指定した時間内でのATMを利用した入出金であれば手数料はかかりません。また、給与の振込先に指定するなどの一定の要件を満たすと、ATMの時間外手数料や振込手数料が無料になるサービスを提供している銀行もあります。

ネットバンクは、独自のATMがなく、コンビニなどに設置されているATMを共用していることも多いため、利用できるATMが多くて便利です。なお、ATMの利用手数料は無料であることがほとんどですが、無料になる利用回数には制限がある場合もあるので事前に確認が必要です。

また、金利を確認することも重要です。現在、普通預金の金利の多くは0.001%ですが、銀行によっては異なる場合もあります。特に定期預金の金利はさまざまですので、いくつかの銀行を比較して、金利が高いところを選びましょう。ただし、就職先によっては、給与の振込先の銀行が指定されていることもあるので、開設先を比較検討する前に確認しましょう。

貯蓄を習慣化するための準備

就職すると、学生時代以上の収入になることがほとんどです。ただ、新たな出会いが広がることによって交際費がかかったり、仕事用の洋服をそろえる必要があったりと、特に就職してすぐは支出も増える傾向にあります。最初の支出の多さに慣れてしまい、そのままの支出を続けると貯蓄ができなくなります。支出が増えてしまうのは最初だけと決め、毎月貯蓄する習慣を付けましょう。毎月貯蓄できるほどの収入がない場合は、ボーナス時に貯蓄するといいかもしれません。

就職先に社内預金や財形貯蓄などの制度がある場合、あらかじめ手続きをしておくと、給料やボーナスから貯蓄したい額を差し引かれて自動的に貯蓄されます。また、金融機関の自動積立サービスを利用すると、給与振込口座から積立口座に自動的にあらかじめ設定した金額を移して貯蓄されます。使ってしまう前に自動的に貯蓄するための工夫をしましょう。

証券口座の開設で広がる「お金」の可能性

現在は低金利が続いていて銀行などで積み立ててもなかなか資産は増えません。積極的に資産を増やすことも視野に入れる場合、証券会社で扱う商品にも目を向けましょう。証券会社には、銀行口座との振替が自由に行えるサービスや、提携ATMからお金を引き出せたりするなど、さまざまなサービスがあります。

証券会社が扱う多くの商品は元本が保証されていないため、損をする可能性もありますが、運用資産や地域を分散して長期間積み立てることで元本割れする可能性が低くなる傾向がありますので、当面使わないお金は、値動きする商品で運用することも検討しましょう。

また、非課税や税額軽減になるなどの優遇措置のある制度もあります。個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を利用すると、積み立てた金額が所得控除の対象になり節税に繋がります。また、運用中に得た利益も非課税になるなど、iDeCoはメリットの多い制度です。普通預金や定期預金以外にもiDeCoなどの制度も検討してみましょう。(提供:iDeCo online

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