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(画像=William Potter/Shutterstock)

住宅ローンは購入物件のタイプによって手続きが異なります。本連載では、物件別に手続きの方法や留意点を解説します。注文住宅の場合は、土地・建物一括購入の建売住宅と違い、購入した土地、もしくはすでに所有している土地の上に注文住宅を建築することになります。

土地を購入する場合は、最初に土地の売買契約と決済が行われ、その後建物の建築が行われます。土地の引渡しから建物の引渡しまで取引が長期間にわたるため、住宅ローンの取扱いではスケジュール管理に十分注意しましょう。

主な留意点は、売買代金の支払時期、それに伴う住宅ローンの実行時期、抵当権の設定時期を最初にしっかりと把握することです。手続きの流れを大きく俯瞰して理解することが重要になります。

また、事前審査や本審査については、審査に必要な書類をきちんと取り受け、内容を確認しましょう。

事前審査では、完成していない建物を審査しなければなりません。必要書類としては、建物の見積書や工事請負契約書などを取り受けて、建築代金や工事等の内容に不自然な点がないかを確認します。

特に工事請負契約書に記載された請負代金の支払方法については、契約時・中間時・完成引渡時など支払いのタイミングや支払期日、支払金額を確認し、問題がないかチェックします。

本審査では、建築確認済証が必要となります。建築確認済証とは、建築工事の着手前に工事計画が建築基準法の規定に適合するかどうかを審査し、適合性が確認された場合に発行されるものです。

確認ポイントとしては、申請・交付年月日が古くないか、建築確認番号があるか、建築主事の署名・捺印があるか、建築場所が不動産登記簿と合致しているか、建築物の主要用途や工事種別が申込書の内容と一致しているか、延床面積・容積率・建ぺい率はどのくらいか、建物の平面図・配置図等との整合性など多岐にわたります。

3つのローンの手続きの違いに注意