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(画像=Tero Vesalainen/Shutterstock)
為替編
高齢のお客様から多額の現金の振込を依頼されました。特殊詐欺の被害が考えられますが、どんな対応を取ればよいですか。

オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺の被害は、いまだ高い水準で推移しており、特殊詐欺の手口はますます巧妙化しています。中でも、高齢者を狙った特殊詐欺の被害が後を絶ちません。

特殊詐欺の被害を防ぐためには、お客様自身が気を付ける必要がありますが、犯人が特殊詐欺を行う過程で金融機関の機能を利用することが多いことから、お客様を被害から守るために金融機関が積極的に防止策に取り組むことが求められています。

金融機関では、窓口担当者が普段から特殊詐欺への注意を呼びかけるチラシを配布するなどして、お客様に注意するよう促すことが大切です。また、日頃からお客様に対して特殊詐欺についての情報を提供して、お客様が特殊詐欺の被害に遭わないよう、手口の傾向と対策を紹介していくことも重要です。

事情を聞き適切に対応