「千葉県流山市」と聞いて、耳慣れない市という印象を受けるかもしれません。しかし、流山市は子育ての共働き夫婦にとり、手厚い支援が充実した街として人気を呼んでいるのです。都心からもアクセスがよく、子育て世代に提供されている充実したサポート体制と流山市のポテンシャルはどのように変化していくのかに大きな注目が集まっています。

人口増加率は全国2位の実績

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(写真=LeManna/Shutterstock.com)

千葉県の北西部の流山市は、都心から約25キロメートルの圏内に位置しています。最寄りの公共交通機関は、JR武蔵野線、常磐線、流鉄流山線、東武野田線です。また、つくばエクスプレスを利用すれば流山おおたかの森から秋葉原まで約25分という便利なロケーションが人気を呼ぶ一つの要因でもあります。

そのうえ、東京近郊のロケーションながら緑があふれる街並みは、まさにキャッチフレーズ通りの「都心から一番近い森の街」です。そのため、都心にも自然にも近いライフスタイルを提供できる街として積極的にPRしています。流山市が注目されるようになった理由の一つとして挙げられるのが、人口増加率です。

2014年2月の統計で流山市の人口は、16万9,573人でしたが、2019年2月時点では19 万299人まで増加しました。約5年間で2万人を超える人口の増加を記録しています。少子高齢化の影響から、急速に過疎化が進む全国の地方都市において、流山市の人口推移は例外的に右肩上がりの傾向が続いています。2017年のデータでは、人口が4,823人増加し、増加率2.68%は千葉県内でトップ、全国で見ても2位という結果も残しています。

働く子育て世代に好評のサポート体制

順調な人口増加をもたらした要因として、都心に近いというロケーション以外に充実した子育て支援が挙げられます。市では「母になるなら、流山市」というキャッチコピーで、子育て世代にさまざまなサポートを提供しているのが特徴です。まず、市では育児を応援する行政サービスとして「ママフレ」というサイトを開設しています。

このサイトでは、子育てに必要な、保育、就学、各種届け出、病院・救急対応などの情報が提供されており、子育て世代に特に好評なのが「送迎保育ステーション」サービスです。仕事を持つ世帯にとって、出勤前に保育所まで子どもを送り、その後、駅に向かって通勤という毎朝のルーティンは大きな負担がかかります。

特に、保育所と自宅、駅の3地点の方向が離れればそれだけ負担は増してしまいがちです。そのような負担を軽減してくれるのが送迎保育ステーションになります。つくばエクスプレスの駅構内に設けられた同ステーションに子どもを預ければ、同ステーションから子どもが通う各保育所までバスで送迎してくれるというサービスです。

保育時間が終了すれば、各保育所からバスで送迎保育ステーションまで子どもを送迎し、親は仕事から帰宅した際、駅で子どもを迎え入れることができます。保育園までの送迎が省けることにより、働く世帯の子育てにとって手厚いサポートといえるでしょう。

地価上昇にも期待

子育て世代に手厚いサポートが提供されており、人口も増加傾向にある流山市において、恵まれた住宅環境もさらなる子育て世代の呼び込みを後押ししています。流山市の場合は宅地分譲の際、「仲介手数料なし」「建築条件なし」「上下水道・ガス敷設済」となっており、子育て世代のマイホーム取得を大きくサポート。

都心からのアクセス、充実した子育ての行政サポートが支持され、人口の増加傾向が続く流山市においては、その地価にも注目が集まっています。人口が今後も順調に右肩上がりのトレンドが継続すれば、その分だけ需要と供給面から地価価格の上昇が期待できるようになるでしょう。実際に、同市の地価はいくつかのエリアで上昇しています。

こうした傾向が続いていけば、子育て世代以外にも、住宅・不動産を保有して資産を運用するという面においても、流山市は注目に値するでしょう。(提供:ANA Financial Journal

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