サッカーや将棋の対局に実況中継があるように、実は東京株式市場の個別株や相場全体の変化を刻々と伝える実況番組があるのです。その番組の名は「東京マーケットワイド」。いったいどんな番組なのでしょうか。

「東京マーケットワイド」とはどんな番組か

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(写真=rangizzz/Shutterstock.com)

「東京マーケットワイド」は、地上波のTOKYO MXテレビほかで月~金曜日(相場のない日は休み)に放送されている株式実況番組です。東証ArrowsにあるSTOCK VOICEのスタジオから日経平均、TOPIX、JPX日経400や材料が出た個別株の値動きの解説を交えながら随時伝えてくれます。寄り付き前の午前8時30分に放送が開始され、まずは東京市場にも影響を与える前日のニューヨーク株式市場の概況を伝えます。

日経平均の海外における先物の価格も出ているため、寄り付き前30分の情報でその日の相場の方向性が決まるといっても過言ではないでしょう。寄り付き後は、売買高や値上がり・値下がり率ランキングなどを紹介しながら担当のキャスターが解説を加えます。キャスター陣には櫻井英明氏、鈴木一之氏ら著名な株式アナリストが名を連ねており、日替わりでいろいろな個性の語り口を楽しめます。

続いて9時30分ごろからは新興市場の概況を詳しく伝えるコーナーがありますので、マザーズやジャスダックの小型株を中心に投資している人は、この時間帯が重要な情報源になります。前場は相場の概況が中心の構成といってよいでしょう。

専門家の解説やゲストの話も有益

後場の放送は寄り付き1分前の12時29分にスタート。前場で相場の概況や個別銘柄の分析は伝えられていますので、後場はどちらかというとゲストを招いてのトークが中心になります。「東京マーケットワイド」には金融各分野の専門家がゲストとして出演し、タイムリーな解説や分析を聞かせてくれます。ゲストの陣容は、証券ストラテジスト、マーケットアナリストのほか、有名なマネー雑誌の編集長や株価分析ソフトの運営者など多彩です。

全体的には株式に関する情報が大勢を占めますが、外国為替やコモディティ(原油等の商品)、投資信託、海外市場などの情報も入りますので、番組開始から大引けまでずっと見ていても飽きない構成になっています。

チャート分析を投資に活かす

株式投資を成功させる上で欠かせないのがチャート分析です。この番組では、個別銘柄に解説を加える際は原則としてチャートを表示しますので、視覚的に個別銘柄のクセを掴むことができます。チャートを見ていると、「これは大底で今が買い時だ」と直感でわかることもしばしばあります。そのため、証券会社のトレーディングツールと番組を両方ONにしておいて、即座に買い注文を入れることも可能です。

IPO情報の充実ぶりがすごい

もう一つ、「東京マーケットワイド」では、IPO(新規公開)株の情報が充実しているのも魅力です。上場初日には番組に経営者が出演し、会社の業務内容や、他社との差別化、業績の見通しなどについて生の声を聞かせてくれます。前述した新興市場の概況コーナーでは、上場して3日間くらいは値付きの情報を連日伝えてくれるので、動きがよくわかります。

また、後場のコーナーの一つである「新興市場の話題」では、1ヵ月以内に上場予定のIPO株について、上場日、上場の規模、事業内容などが紹介されますので、IPOへの抽選応募はもとより、上場後に投資を考える場合の参考になります。投資に関するタイムリーな情報を得られるのが「東京マーケットワイド」の魅力です。

視聴方法は、地上波のTOKYO MXテレビ、三重テレビ、サンテレビ(午前10時まで)のほか、パソコンやスマホなどのモバイルでも見ることができますので、たいへん便利です。まだ、視聴したことがない方は、この機会にご覧になり、投資ツールの一つに加えてみてはいかがでしょうか。(提供:ANA Financial Journal

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