日々の生活の中で、食費や子供の教育費、家賃や住宅ローンなどの支出に頭を悩ませている人は多いはずだ。収入(所得)がなかなか増えない一方で、2019年10月には消費税が10%に増税される。無駄な支出はできるだけ減らしていきたいところだ。

子供の将来や自分の老後のためにも貯蓄をしなければいけない一方で、旅行やレジャーなどの余暇も楽しみたい。そのためには、「家計の見直し」は必須だ。「なかなかお金がたまらない」と嘆く前に、無駄な支出が無いかをチェックする必要があるだろう。今回は、家計で優先的にカットしたい支出や、簡単に取り組める節約術をお伝えしたい。

格安スマホ・格安SIMに乗り換える

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(写真=Africa Studio/Shutterstock.com)

家計の見直しの第一歩は、固定費(生活するうえで一定の金額で定期的に発生する費用)の見直しである。例えば、スマーとフォンや携帯電話の通信費。家族全員がスマホを持つ時代だけに、通信費だけで月に数万円かかっているという家庭も珍しくないだろう。通信費の見直しで最も手っ取り早いのは、格安スマホや格安SIMへの乗り換えだ。大手キャリアの料金よりも大幅に安いため、通信費を大幅に削減することができる。

格安SIMは、かけ放題プランが用意されている大手キャリアと比較して通話料が高いと言われていたが、会社によっては一定時間無料で通話できるプランを提供している。また、通話料が半額になるアプリなどを利用して安く通話することも可能だ。家族間でデータを分け合えるようなプランもあるので、家族全員で乗り換えればかなりの節約になりそうだ。

有料アプリやゲームの課金を止める

次に着手したいのが、あまり利用していないスマホの有料アプリの解約だ。スマホに多くのアプリをインストールしていると、どのアプリに月額でいくらかかっているかを忘れがちなものだ。「アプリの解約で節約できる金額なんて月に数百円でしょ?」と考える人も多いだろうが、1年に換算するといくらになるのか、さらに5年なら、10年なら……と計算してみるといい。家族単位で見直すとさらに効果的だ。また、スマホ自体でも、契約時に加入した「留守番サービス」など、使っていない有料サービスは意外とある。自分や家族のサービス内容を一度見直してみてもらいたい。

さらに、ゲームへの課金をクレジットカード決済もしくはスマホ料金に合算されて支払う形にしていると、そのゲームをしなくなっても解約するのを忘れたり、気づかないうちに金額が積み重なっている可能性がある。無料のゲームで遊んだり、お金があまりかからない趣味を探してみるのも、節約方法の一つだ。

光熱費や家賃をクレジットカード払いにする

毎月支払っている公共料金を、銀行の口座引き落としではなくクレジットカード払いにすることで、カードのポイントを貯めることができる。公共料金をカード払いにすると、ポイントをプレゼントしてくれるキャンペーンをしているカード会社もあるので、積極的に利用したいところだ。また、自治体によっては、固定資産税もカード払いにできるところもある。固定資産税は金額自体が大きいので、カード払いにすることでポイント獲得も進みそうだ。

さらに、住まいが賃貸の場合、家賃をカード払いにできるのであれば、金額が大きいだけにこちらもポイント獲得がさらに加速するだろう。カード払い可能かどうか、一度管理会社に問い合わせてみよう。

外食を我慢する

特に共働きの家庭では、「時間がない」「疲れたからご飯を作りたくない」といった理由で、ついつい外食の回数が増えがちだろう。レトルトや冷凍食品の活用もいいが、短時間で手軽に作れるメニューをいくつかマスターしておくのもオススメだ。「チェーン店なら1人1,000円もかからないじゃないか」とお思いの方もいるだろうが、外食の回数が増えれば、1万円や2万円はすぐに吹き飛ぶ。どうせなら、外食の回数を数回程度我慢して、浮いたお金でそのぶん豪華なものを食べに行くようにすれば、普段の生活にもメリハリがつきそうだ。

タバコを止める

タバコにかかる費用もばかにならない。喫煙できる場所が年々減っていることだし、思い切ってタバコを止めれば、簡単に月に数千円から数万円程度は節約できる。とはいえ、長年喫煙を続けている人にとっては、「簡単にやめられれば世話はない」といったところだろう。そんな方は、健康保険が適用される「禁煙外来」に通ってみてはどうだろうか。自分だけではなかなか止められなくても、医者の助けを借りることで、禁煙をやり遂げられるかもしれない。気になる禁煙外来の費用だが、3ヶ月約で2万円程度の自己負担が目安だ。残りの人生ずっとタバコを吸い続けるよりも、はるかに安くすむわけだ。

飲み会の回数を減らす

忘年会シーズンや歓送迎会で飲み会の回数が増えれば、当然ながら出費もかさむ。出席しなければならない重要な飲み会は仕方ないが、なんとなく付き合いで参加している飲み会の回数を減らしたり、あるいは1次会で切り上げて帰るなどの対策によって、飲み会に係る支出を減らせる。どうしてもお酒が飲みたいのであれば、自宅で飲む「宅飲み」の回数を増やすなどの心がけ1つで、月の出費を減らすことができるのだ。

無駄をカットして、趣味や旅行に使おう!

以上、探してみれば、意外と無駄な支出は数多くあるものだ。余計な支出を減らして、将来のために貯蓄をしたり、年に数回の家族旅行やレジャーなどにお金をたくさん使う方が、人生をより豊かにすることができるのではないか。まだ一度も家計の見直しをしたことがないなら、この機会にぜひ一度チェックすることをおすすめしたい。(提供:確定拠出年金スタートクラブ

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