お金がなかなか貯まらないと悩んでいる投資家の方は、試しに貯金アプリをスマートフォンに入れてみてはいかがでしょうか。最近は機能が豊富な貯金アプリがたくさんリリースされています。

そもそも投資をする目的は何でしょうか。必要な老後資金を貯めるためかもしれませんし、教育資金などの足しにするためと考える人もいるかもしれません。資産を築くためには入ってくるお金を増やす方法もあります。

しかし出ていくお金を減らすことでも資産を築くために大切です。バリュー投資家のウォーレン・バフェットは全米屈指の資産家でありながらも、普段の生活は質素な倹約家だと言われています。資産を築くためには、出ていくお金をしっかり管理することも忘れてはいけません。

そして貯金や節約は損をするかもしれない投資と違って、やれば確実に資産を築くのに一歩前進します。無駄な支出を減らすことで資産形成の第一歩を踏み出しましょう。

貯金アプリ
(画像=Getty Images)

支出を減らす方が簡単

無駄な支出を減らすのは決して難しくありません。特に最近の貯金アプリを使いこなせば、お金の見える化と貯金の仕組みを生活に落とし込むこともできます。

当たり前の話ですが、お金は無駄遣いするとなくなってしまいます。収入が十分にある家庭でも支出が多く貯蓄が十分にできていない人も少なくありません。

資産を形成するには

  • 収入(稼ぐ)
  • 支出(使う)
  • 投資(増やす)

の3つをバランスよく行う必要があります。

資産を形成するためのシンプルな公式は、(収入―支出)×投資=資産です。従って収入が多くても支出が多すぎては資産を形成は難しいのです。

当たり前ですが単なる浪費家と資産家は全く違うものです。投資(増やす)の分野だけに詳しくなっても、収入と支出にも気を配らないと資産はなかなか築けません。3つの中で一番、簡単なのが実は支出を減らす部分です。収入を毎月3万円いきなり給料で増やすのは会社や働き方によっては決して簡単ではありません。

投資も必ず儲かる話など存在しません。損をする可能性もあります。しかし支出を減らすのは実行するだけで確実に成功でき、自分でもコントロールできます。

自動貯金アプリと家計簿アプリの違いとは?

貯金アプリには大きく分けて自動貯金アプリと家計簿アプリの2種類があります。どちらの種類のアプリも支出を管理し抑えるのに便利です。それぞれの機能の違いを確認してみましょう。

自動貯金アプリ

自動貯金アプリはルールを決めてお金を自動的に引き落としていくことで貯金ができます。自動貯金アプリと銀行口座を連携させます。

例えば1000円単位で支払いをすると決めお釣りが出たら、お釣りを貯金するなどの使い方ができます。他にも1日に10000歩あるいたら1000円貯金するなどユニークなルールを決められます。

家計簿アプリ

家計簿アプリは支出を「見える化」できるアプリです。

例えばレシートを写真で撮影することで自動的に家計簿に落としこむ機能も存在します。特に家計簿アプリは自営業者には経費の計算などの機能もあり、使い勝手が良いのも特徴です。

貯金アプリのメリット

貯金アプリを使うことで支出の管理が容易になります。しっかりとレコーディング(記録)し、お金が貯まる仕組をアプリに頼れば、生活に落としこみやすくなります。お金の管理も貯金もアプリに頼らずにできますが、スマートフォンを持ち歩くことが当たり前になった時代です。普段の電車の通勤時間や休憩時間にスマートフォンでお金を管理ができる状況を身近にしておくことが、継続のしやすさにつながります。

意識的に貯金をしやすくなる

パーソナル・トレーニングジムではスマートフォンのアプリで体重や食べたものを記録するように指導されます。

そしてトレーナーからのフィードバックもあるため、普段の暴飲暴食を心理的に控えるようになります。貯金もアプリを使い毎日、記録することで無駄遣いをしづらくなる心理的なルールができます。

お金の流れを見える化できる

家計簿アプリをつけることでお金を見える化できます。どれだけ収入があり、どれだけ支出があるのかを管理できるようになると無駄な支出も見つかります。

例えばサブスクリプションのサービスで、使わなくなってしまったサービスにお金を無駄に払いつづけている人も多いのではないでしょうか。外食費や交際費が多すぎるなど見える化することで問題が見つかることもあるはずです。

貯金アプリのデメリット

貯金アプリは基本的にメリットが大きいのですが、使いづらいと感じる人もいます。貯金アプリのデメリットも併せて知っておきましょう。

キャッシュレス派でないと使いづらい

貯金アプリは基本的に銀行口座などと連携することで、お金の管理を行います。そのため、現金をメインで使っている人や取引先の銀行口座がアプリに対応していないと使いづらいという問題点があります。

そもそも自己管理できる人には必要ない

アプリを使わなくても支出を管理できている人には、アプリはそもそも必要ないという考え方もできます。

アプリはあくまでも補助的なツールにすぎません。紙のノートの家計簿など慣れている方法で支出を管理したい人は、無理にアプリを使う必要はないでしょう。

おすすめのアプリ5選

おすすめの使いやすいアプリを5選、ご紹介します。それぞれ特徴があるため自分にあった使いやすいアプリを使えば良いでしょう。

finbee(フィンビー)

finbeeは人気の自動貯金アプリのひとつです。株式会社ネストエッグが提供しています。

例えば、カード払いの端数で「おつり貯金」、「海外旅行に30万円」などと目的ごとに目標額と期日を決めて、貯金など様々なルールを決めて貯金することができるアプリです。家計簿アプリのZaimとの連携もできます。

ルールを一度決めておけば連携した銀行口座で貯金ができるため、貯金を自分の生活に落としこみやすくなります。連携する銀行口座も順次増えていく予定です。

しらたま

しらたま、家計簿アプリのMoneyForward(マネーフォワード)がリリースしている自動貯金アプリです。名前の由来は「しらずにたまる」を略して「しらたま」です。

旅行などの目的に対し、貯金の目標金額や貯金ペースを決めて貯金をする、積立貯金、1000円単位で支払う設定でお釣りを貯金する機能などが備わっています。家計アプリでMoneyForwardを使ってる人に使いやすいアプリです。

貯まるメモ ベルメゾン

貯まるメモは通販会社のベルメゾンの公式アプリです。アプリと銀行口座の連携をしないため自動貯金の機能がありません。

しかし銀行とアプリの口座連携をせずに貯金をしたいという方におすすめのアプリです。収入や支出などの家計簿機能もついています。

MoneyForward ME(マネーフォワードME)

MoneyFoward ME(マネーフォーワードME)はお金を見える化する家計簿アプリです。銀行口座と連携し毎日のお金の出入りを管理できます。レシート撮影機能もあり現金の支出の入力もしやすい人気のアプリです。

資産をまとめて管理することで、収入と支出を管理することででき、無駄も見つけやすくなります。自動貯金アプリの「しらたま」との連携もできます。

Zaim(ザイム)

Zaim(ザイム)は多機能な家計簿アプリです。お金の出入りを見える化でき根強い人気があります。

レシートから品目を読みとり、銀行口座との連携による残高確認、家計簿入力、グラフによる分析など様々な機能が搭載されています。FacebookやEverNote、自動貯金アプリのfinbeeとの連携も可能です。お金を見える化しやすく余計な収支を把握しやすい家計簿アプリのひとつです。

「収入―支出」をプラスにする生活をしよう

収入・支出・投資の3つの要素のバランスの良い組み合わせ資産を形成できます。いくら収入が高くても支出がその分、家計を圧迫していては十分な投資資金をつくることはできません。無駄な支出は一番、削りやすく確実なところなのでアプリなどを使って見直してみると良いでしょう。

また自分の金融資産に対して投資はどれぐらいの割合が良いのだろうと考える投資家もいるかもしれません。目安ですが流動性のある金融資産の30%程度までがリスクを考えると投資資金に回す限界ではないでしょうか。

例えば貯蓄が現金で1000万円あればせいぜい300万円までです。株、FX、投資信託など全てを含めても3割以上はリスク資産に投入しないほうが安全です。収入を増やし、無駄な支出を削り、余剰資金の約3割で投資をしましょう。

投資家は投資や運用の情報ばかり目がいきがちです。しかし収入・支出・投資の3つをバランスよく行うことが資産形成の近道です。

まとめ

支出を管理するにはお金の流れを見える化する家計簿アプリや自動貯金アプリが便利です。資産を形成するには投資だけではなく収入・支出にも気を配る必要があります。無駄な支出は自分で一番コントロールできるところです。一度、支出をアプリなどを通して見直してみてはいかがでしょうか。

(収入―支出)×投資=資産です。

支出が大きすぎれば投資に回せる資金も小さくなってしまいます。また流動性資産のうち、リスク資産にあてるのは3割程度までにとどめておくとをおすすめします。(提供: The Motley Fool Japan


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