モトリーフール米国本社、2019年5月15日投稿記事より

バークシャー・ハサウェイ(ティッカー:BRK-A、BRK-B)が15日にSEC(米証券取引委員会)に提出した13F資料で、2019年3月31日時点で同社は一部の銀行株の保有を増やし、また新規にアマゾン株を購入していました。

2,000億ドル以上の株式ポートフォリオは、CEOのウォーレン・バフェットが原則的にはほぼ1人で管理しています。

バークシャーの株主総会でバフェットが強調した7つのポイント

バフェット
(画像=The Motley Fool)

バークシャーが第1四半期に買った銘柄

第1四半期は株式購入が積極的ではありませんでしたが、それでも幾つかの動きがみられます。

【米国個別株動向】バフェットが1月~3月に売買した銘柄
(画像=出典:バークシャー・ハサウェイのSEC提出資料)

特に大きなサプライズはありませんが、株主総会前に報道されていた通り、バークシャーはアマゾン株を購入していました。しかし、バフェット自身が購入したわけではなく、部下の投資マネジャーのトッド・コームズ、テッド・ウェシュラーのどちらかが購入しました。

その他では、JPモルガン株を買い増しました。しかし、バークシャーの60億ドルのポジションは巨大銀行JPモルガンの1.7%に過ぎないため、今後も買い増しの可能性があります。

またレッドハット株を大きく増やしていますが、これはIBM(ティッカー:IBM)によるレッドハット買収を前にしたアービトラージ戦略とみられます。

バークシャーが第1四半期に売った銘柄

【米国個別株動向】バフェットが1月~3月に売買した銘柄
(画像=出典:バークシャー・ハサウェイのSEC報告資料)

売却に関しては重要なポイントがあります。ウェルズ・ファーゴ株を一部売却していますが、これは同行に問題があるわけではなく、規制上の理由のためです。銀行株の保有が10%を超えると、バークシャーはFRB(米連邦準備制度理事会)の監視下に入るためです。

チャーターとフィリップス66が大きく売られています。チャーターのポジション総額は20億ドルとまだ大きいですが、2014年に初購入してから株価が倍以上に上昇しているので、利益確定の面が大きいとみられます。フィリップス66については、これまで数度にわたって売られており、既に小さなポジションになっています。

なお、バークシャーの13F資料には入っていませんが、同社は第1四半期に17億ドルにおよぶ自社株買いを行っています。(提供: The Motley Fool Japan


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