近代セールス
(画像=PIXTA)

将来へ禍根を残さぬためにも行き当たりばったりの新卒採用削減からは卒業すべき

金融機関は経費削減策として新卒採用を大幅に抑制しているが、バブル崩壊以降進んだいびつな人員構成と質の低下を忘れてはいまいか。長期的なビジョンに基づく人員計画を検討しなければならない。

課長職のポストはあるのに担い手がいない!?

マイナス金利や異業種参入にさらされ、金融機関の経営環境は厳しさを増している。そんな中、メガバンクを中心に大幅な「採用減」が行われているという。金融機関で急務となっている経費削減を進めるためだ。

ひと口に経費の削減といっても、即効性のある策は少ない。高コストの主な要因は店舗維持費だが、統廃合は簡単ではない。人件費も大きいが、既存人員の削減(解雇)もハードルが高い。となれば着手しやすいのが新入社員の採用減である。